2018年1月から4年間、Hiranoさんの山岳写真を紹介してまいりました。 本年からは、初心者写真家の私、丹野が撮影した写真を、Hiranoさんに添削していただこうと思います。 もちろんHiranoさんの新作が手に入りましたらその都度ご紹介します。 Hiranoさんにバシバシとご指導いただき、写真技術を向上させていければと思います。 どうぞお付き合いください。

遠州秋葉山拝殿から振り返るとこんな感じ

タイトル:遠州秋葉山拝殿から振り返るとこんな感じ
撮影地:秋葉山
撮影月:2023年2月

(丹野)
説明文:秋葉山は浜松市の春野と龍山を跨ぐ山です。
火伏の神として有名な秋葉神社の総本山で、江戸時代から昭和初期くらいまでは大変賑わったそうです。
春野町の気田川のほとりにある下社から歩いて2時間ほどで頂上の拝殿に到着します。
ここは赤石山系の南端に位置するのですが、頂上からの景色が素晴らしい。
浜名湖から掛川方面の遠州地域を一望することができます。
ここに来ると居合わせた来訪者から「わぁすごおい」とか「天空だね」とか感動の声が聞こえてきます。
拝殿がある頂上付近はとても静かで他の有名寺社のように混雑していません。
そこがまたいいところです。
さて、この写真はお参りをおえて、ふと振り返ったら「わぁすごおい」という感動を写真にしました。
(したつもりです。)
どんなもんでしょうか?

(Hirano)
説明文が写真とマッチングしていて良いと思います。
境内の広々した感じと、遠方が見えている様子がよくわかります。
欲を言えば、空に何もないのでやや単調な感じになっています。
雲、鳥、星などが浮かんでいるともっと違った感じになるでしょう。
夕焼けや朝焼けのときの写真も見てみたくなりました。
境内に人が多少居て遠方を見ている人が居るとまた違った雰囲気になるかもしれません。
あと、写真の下側が窮屈な感じがするので、もう少しカメラを下に向けて足元を多く入れて撮影してみると良いかもしれません。
たとえば石段の一番上から入れて金の鳥居へグワ~と広がっていく感じにしたらどうかなと想像しました。
8mmレンズだと下縁側、上縁側にいくほど湾曲が強くなるので、変な感じに写るかもしれませんが、
そんな感じのカットも撮影しておくと後で選択肢が増えると思います。

(丹野の喜びの声)
わーい、ほめられた。